長年続いた文協バザーが発展的解消を遂げ、若い世代も取り込み成功を収めた「文化祭り」。
今年はガルボン・ブエノ街の一部も舞台に。リベルダーデ商店街も取り込み、地元の祭りに育っていけば面白い。
経営的にも十分結果を出しており、文協を代表するイベントに成長しそう。そういう自信もあってか、今年からはリッファを廃止した。
初回に一万人を動員したこともあり、企業協力への期待もあるが、「文協がバザーをやるのはどうか」と他慈善団体からの批判も過去を振り返ればあったようだ。
なお、日本館の所蔵品を貴賓室で展示するのは実に三十五年ぶり。
文協の前身であるサンパウロ市四百年祭協力委員会がその建設を記念事業においた。だが現在、建物自体がクッピンの餌食。これを何かの皮肉と見るのはうがちすぎか。(剛)
06/05/19