2006年5月20日(土)
サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)は十八日定例役員会を開き、援協福祉センター(仮称)建設委員会の人事配置案を発表し、賛成多数で可決された。委員会名誉総裁はプロミス最高顧問の神内良一氏(80、援協名誉会長)、会長に和井武一氏(援協名誉会長)、委員長には現会長の酒井清一氏が就任した。
同センター建設のための用地(ファグンデス街、三千八百五十平メートル)を購入した援協執行部にとっては、今回の計画を援協五十周年の記念事業として是が非でも推し進めたいところ。
まずは七月に予定されている神内氏の来伯に合わせて、建設委員会を通してどれだけ〃建物の青写真〃を描けるかが問われることになりそうだ。
酒井会長は「近日中に神内氏に手紙を送付し、現状を報告したい」と述べ、慎重にことを進めていきたい意向を示した。
定例会終了後、急遽工務委員会が開かれ、初回とあってか、理事会出席者全員による意見交換が行われた。
委員会は名誉総裁、会長、委員長、副委員長(援協の全副会長、専門委員会の委員長)、委員の合計四十八名で構成されている。その内、会長、委員長、各専門委員長、同副委員長の計十七名による常任委員会が設けられた。これは専門委員会からの報告、連絡、相談、提案事項の協議決済を行うことになっている。
各専門委員会の委員長は、総務・尾西貞夫、企画・菊池義治、工務・森口忠義、会計・坂和三郎、監査・野村次郎、事務局局長は具志堅茂信の各氏。