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2006年5月26日(金)

 日伯間の犯罪人引き渡し条約締結を求める署名運動が広がりを見せている。きっかけとなった女児死亡自動車事故が起きた湖西市の自治会連合会に加え、今度は全国労組の連合東海ブロックが支援を決定した。署名運動をはじめた被害者家族は近隣の市議会を訪問、政府への意見書提出を求める陳情を行った。すでに政府レベルの話になりつつある、引き渡し条約の締結問題。今秋の外国人集住都市会議に向け、動きはさらに活発になりそうだ。
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 高齢者協議会が発足一年を迎えた――といっても北米ニューヨークの話。地元日系人会はもちろん領事館や商工会、NY市らが手を取り合って発足し、アルツハイマー病を扱った映画『折り梅』、日野原重明博士の講演、加山雄三慈善コンサート、意識調査などを行ってきた。米国移住が始まったのはブラジルよりも四十年も早い一八六八年で、〃(明治)元年者〃と呼ばれる日本人百五十人がハワイに渡ったのが先駆けだ。とはいえ、サンパウロ市にも同様の協議会ができてもいいかも。
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 日本人の登録者が近年多いのだろうか―先ごろ外国人登録をするため連邦警察に行った知人から聞いた話。書類の審査を受けた後、指紋を採るため奥の個室へ入ると、ブラジル人の係員がこなれた日本語を話して驚いたという。「チカラヌイテ!」「マエ!」「ウシロ!」「オワリ!」という感じだったとか…言葉は必要に迫られてはじめて覚えるものだと納得。