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2006年6月3日(土)

 来月十八日にビジネス日本語能力テストが行われる。日本国内十二カ所を含め世界二十四カ所が会場になる。去年のテストではサンパウロからの受験者は六十六人。総受験数千五百六十三人の五%にも満たない。平均点を比較しても他よりいいとは言いがたいが、「幅広いビジネス場面で適切な意思疎通ができる」とされる五百三十点以上の得点者だけを見ると、全体の約七%をサンパウロからの受験者。海外受験者だけでみると、二十一人中十三人と、約六〇%を占めている。今年の結果にも期待したい。
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 本紙日本語ページは五月から一週間で六頁ずつ中面が増えた。「読み応えがある」と好評をいただいている。さらに今月からはポ語も増える。ポ語は増えたついでに別分冊(八頁)となり、名前がJornal Nikkeiとなる。日本語購読者には従来と同じくポ語分冊が付録でつくが、今後はポ語分冊だけの購読者も受付ける。とにかく、日本語購読者にとってはポ語ページが増えても料金は一緒。まったく変わりないので、ご安心を。
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 六月二日はイタリア共和制発布の日。今年は六十周年記念であり、ブラジルでも二千六百万人いるといわれるイタリア系子孫を中心に祝賀行事が行われている。カンピーナス近郊の遊園地ホッピハリではイタリア移民を記念して、二十五日に「ホッピイターリア」を開催するとか。ベネチアの仮面、コーラスやバンド、カンツオーネ歌手のコンサートなどが予定されている。すでにパルメイラス・スポーツ・クラブやコレジオ・ダンテ・アリギエリでは記念パーティが行われた。