2006年6月7日(水)
三月二十七日に財務大臣を辞任したパロッシ氏が三日、サンパウロ州リベイロンプレット地方からの下院議員選PT候補者に選出された。同日行われた辞任後初めてのインタビューでは政治に一切触れず、鳥インフルエンザだけを話題に。また、裏金買収を世間に暴露し、自身も議員権をはく奪されたジェフェルソン前下議は、娘を下院議員にするべく選挙運動に勤しんでいる。
◎
経済調査院(Fipe)によると、サンパウロ市の五月の消費者物価指数(IPC)はマイナス〇・二二%を記録。これは二〇〇〇年二月以来の低水準。アルコール価格の下落(一七・五五%)が大きく影響した。
◎
イタイプー水力発電所で三日、タービンが爆発炎上し、職員六人が軽いけがをした。発電機と変圧器をつなぐ部品が不具合を起こしたのが原因。過去二十四年間で最悪の事故だという。
◎
医療地方審議会の調査によると、犯罪組織PCCの襲撃が続いた五月十二日から二十日までにサンパウロ州で約四〇〇人が銃撃により死亡した(自殺やケンカなどを含む)という。これは今年第1・四半期の殺人被害者一日平均二十人の二倍超。
◎
インターネット生みの親の一人でグーグル副社長のヴィントン・サーフ氏が五日、来伯した。同氏は既に火星からの情報送信を受信したという。二〇一〇年までに銀河系惑星間のインターネット通信網を設置する予定と述べた。科学は人間の先祖がどこから来たのかを追究している。古文書によれば人類は古代、宇宙を自由に往来していた。地球外生命の存在も確認したいし、マスコミは黙っているが、いま銀河系宇宙に何かが起きているという。