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若い浜五段が優勝=全伯王将戦、75人参加

2006年6月7日(水)

 第三十四回全伯将棋王将戦(ブラジル将棋連盟主催)が五月二十八日に、サンパウロ市リベルダーデ区の同連盟会館であり、サンパウロを始め、クリチーバ、ベレーンなど全国から七十五人が参加した。
 五段以上の王将戦を制したのは、浜公志郎さん(五段)。着実に実力を伸ばし、高齢化が著しい、ブラジル将棋界にとって頼もしい存在だ。
 中田定和会長は「七十人以上が集まったのは、上出来では。サンパウロでの参加が鈍っているのが現状。開催地からの出場者が増えれば、百人は突破すると思いますよ」と話している。
 各段の優勝者は次の通り。【王将戦】浜公志郎【四段】横山順一【三段】工藤征次郎【二段】久保勝明【初段】北原俊美【親睦A】青木幹旺【親睦B】佐川洋一。敬称略。