2006年6月7日(水)
W杯を五×十メートルの大スクリーンで見ませんか?――。今月二十二日午後四時から行われる日本対ブラジルの試合(予選Fグループ)が文協体育館で観戦できる。サンスイが巨大スクリーンを提供、映像など技術面でパナソニックが全面協力、ドイツからの熱気を伝える。文協の小川彰夫副会長は、「挨拶とか固いことは一切抜きの、文協がネクタイを取ったイベント。ブラジル人も駐在員も戦後移民もみんなで一緒に楽しみましょう」と呼び掛けている。
開場は午後三時。青年文協や青年会議所などがヤキトリ、ギョーザ、パステルなどを販売、ビール片手に試合を楽しもうという趣向だ。会場となる体育館は、黄、緑のブラジルカラー白、赤の日本色で染められ、雰囲気を盛り上げる。
TVレコルジ、レッジTV、TVバンデイランテス、NHKなどが取材に訪れ、会場の様子を日伯両国に配信。
エスタード、ディアリオ・サンパウロなどの大手新聞社も紹介記事を掲載する予定となっており、各メディアからの注目度も高い企画だ。
小川文協副会長は、「文協は日本ガンバレと応援できる場所。サッカーではブラジルは兄貴分。勝っても負けても拍手できる」と話し、日伯文化交流の意味でも意義があると解説する。 前売り券は五レアル(ポップコーン、ピーナッツ付)。鉢巻(文協非会員には二レアルで販売)も用意される。販売は文協事務局で十二日から。
詳しくは文協(11・3208・1755)まで。