2006年6月7日(水)
雲ひとつない晴天に恵まれ、第四回九州ブロック親睦運動会(担当=大分県人会)が五月二十八日、ジアデマ市の沖縄文化センターで行われた。リベルダーデからはバス三台、さらに車で来た人たちなど約九百人が集まった。
長友契蔵・宮崎会長が開会宣言。国旗掲揚、先没者への黙祷に続いて、永松通一・大会総裁(大分会長)、イマムラ・ウンベルト実行委員長、来賓などがあいさつした。
ウイリアム・ウー、神谷牛太郎、羽藤ジョージ・サンパウロ市議らも来場。一番参加者の多かった沖縄県人会の参加者には九州ブロック八県のシンボルマークを入れたボールが全員に贈られた。
リベルダーデ体操会のリードでラジオ第一体操をみんなでやって体をほぐし、十歳以下の鈴割りから競技が始まった。なかなか鈴が割れず、最後は大人まで玉を投げ、割れた鈴からは鳩ならぬボールが何個も飛び出し、子どもたちはそれを追いかけて大喜びだった。
子どもから大人まで楽しめるように宝探しビン釣り競争、家族リレー、酔っぱらい競争、花嫁・花婿探しなどの競技、昼食時間には琉球国祭り太鼓など郷土芸能も披露された。
最後は恒例の綱引きと県人会対抗リレーで締めくくり。リレーでは百人以上参加した佐賀県人会が男女とも優勝を飾った。参加者からは「やっぱり、みんなで一緒に運動会をやったほうが楽しい」との声が聞かれた。会としては不参加だった長崎県人会からも十人以上が個人で参加し、ブロックでの友好を深めた。