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厚生ホーム恒例フェスタ・ジュニーナ=人気は「海の幸」=食べて観て運営に協力=福島県人会の太鼓も登場

2006年6月8日(木)

 人気はいつも新鮮な海の幸――。サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)施設のサントス厚生ホーム経営委員会(青木実委員長)主催、サントス日本人会、白寿会、沖縄県人会、サンビセンテ日本人会協力のフェスタ・ジュニーナが、四日、同ホームで開催され終日大賑わいだった。
 好天に恵まれ、入場者は約四百五十人。来賓として、松尾治ブラジル都道府県人会連合会会長、エドアルド・サントス市前観光局長、児玉サントス税関輸出入局長も会場に駆けつけた。
 フェスタの目玉は、なんと言っても地元サントスのボランティアの人たちによるお手製料理の数々。食べ放題とあって、マグロの刺身、新鮮ないわしの塩焼き、シュラスコや焼きそばなど、来場者は皿一杯に盛り付けて、舌鼓を打っていた。
 またスザノ福島県人会の青年による太鼓ショー、地元サントスの有志によるカラオケショーも上演され、来場者と入居者が一緒になって楽しい時間を過ごした。
 来場者からは「近い割には、なかなか行く機会がなかったので、いい思い出になった」という声が聞かれ、盛況の内に幕を閉じた。
 援協広報渉外担当の川守田一省さんは「みなさまの寄付や今回のフェスタの売り上げが、このようなホームの運営の大きな支えとなっています。是非これからも温かい支援をお願いします」と感謝していた。