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「州政府と交渉した」=PCCリーダーが証言=サンパウロ州

2006年6月10日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】銃器密売CPI(議会調査委員会)の委員八人が八日、サンパウロ州のプレジデンテ・ベルナルデス刑務所で、服役中の州都第一コマンド(PCC)のリーダー、マルコス・カマショ(通称マルコーラ)と面会し、五月十二日以降約一週間続いたPCCによる一連の襲撃事件について証言を求めた。
 マルコーラは、五月十四日に軍警のブランドン大佐と州政府代表者らが同刑務所を訪問し、大佐が襲撃を中止するよう求めた、別の受刑者(通称LH)に携帯電話で襲撃中止を伝えるよう命じたと証言した。交渉はヴァシアヴェオ弁護士を仲介して行われ、弁護士がマルコーラに携帯電話を手渡したが、自分は携帯電話を使わないとLHを呼んだという。
 また、マルコーラは自分がPCCのリーダーであることを初めて認めたが、襲撃を命じたことは否定した。州政府は、マルコーラとの交渉を一切否定していた。

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