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ケイラさんグランプリ=ブラジルNAK訪日団大いに交流

2006年6月20日(火)

 ブラジルNAK(日本アマチュア歌謡連盟=北川彰久会長)の訪日団が、誇らしく楽しい土産話をもって、十六日、帰国した。去る五月二十七日、東京で開催された第二十二回日本アマチュア歌謡祭グランプリ大会でブラジル代表の岡田美奈ケイラさんが「愛を信じたい」を歌って、みごとグランプリを獲得した。昨年の芦原ジアーネさんに続き二年連続である。もう一人の谷口丞さんは歌唱賞をもらった。
 大会は、日本国内、海外合わせて延べおよそ一万人の応募者から選ばれた百人が競うもので、権威のあるイベント。ブラジルからは、ここ十年で、今年を含め、四人がグランプリ、二人が準優勝と好成績をおさめている。
 今回、ブラジルから訪日した北川会長ら一行は、作詞家・もず唱平氏の紹介で、大阪城西の丸で開催された「第二十三回全国都市緑化おおさかフェア」に招待され、北川芳美団長以下四人が参加、エリー・サントスさんが五月二十六日、二十七日、サンバ教室とサンバショーを行い喝采を受けた。特に二十六日には幼稚園児にサンバの踊り方を指導し、好評を博した。小道具などすべてブラジルから持参、園児たちにプレゼントした。
 一行はまた、二十八日、宮城県松島で東北NAK支部(正木章支部長)と、二十九日には岐阜支部と交流し、親善を増進、〇八年の移民百年祭のPRを行い、協力を呼びかけてきた。