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一千人のラジオ体操=百周年式典の会場で=サンパウロ市

2006年6月24日(土)

 ブラジル・ラジオ体操連盟(木下ジョージ会長)の「第二十四回ラジオ体操大会」が十八日に開かれ、五十五の体操会から昨年より二百人も多い一千人の参加者が、会場のアニエンビーのサンボードロモに集まった。
 日本移民の人にちなみサンパウロ州と市で制定した「ラジオ体操の日」を記念して開催されている同大会。今年は、移民百周年記念式典への出場を見据え、従来のパルケ・エコロジア・ド・チエテ会場から、式典が行なわれるサンボードロモへ変更しての開催された。
 大会は九時から始まり、ラジオ体操とフォークダンスが行われ、十一時ごろに閉会。
 ラジオ体操に参加するのは五十歳代から九十歳代。その中でも六十、七十歳代の参加者が最も多い。
 「一九九一年にフォークダンスもラジオ体操の活動に取り入れてからは、会員が増えたり、練習に休まなくなったと聞いています」と語るのは同連盟技術部長の小野祥子さん。参加人数が増えていることについても「実際にやっている方々が、本当にラジオ体操の良さを感じているからでしょうね」と話す。同協会では、「いつでも、だれでも、どこでも」をモットーに、さらなる参加を呼びかけている。