2006年6月29日(木)
六月の援協(酒井清一会長)定例理事会で、百周年祭典協会が援協福祉センター建設案を移民百周年の記念事業の一つとして参画を要請していたことが議案にあがり、理事の間で話し合いがもたれた。
一部からは「援協も日系団体の一つ。移民百周年と切り離して話を進めるのは世間的にどうなのか」という声も聞かれたが、出席者の大半は「同案は当初から援協創設五十周年事業として話を進めてきた。百周年祭典協会へはできる限りの手伝いをしたいが、この件に関しては援協が中心になって話を進めていくべき」という考えが多数を占めた。
具志堅茂信事務局長は、「福祉センターは高齢化した日系社会のニーズに応えるためにも必要なもの。建設委員会を通して慎重に考えていきたい」と語っている。