2006年6月29日(木)
「第四回青竹展」と「女たちの百年祭~キッチンからのアート展」が六日から二十一日まで、リオ市のアルゼンチン共和国総領事館のギャラリーで開かれ、約五百人が来場した。
「青竹展」では、七十歳から九十三歳まで二十一人の作品を展示、販売。自分達の作品がスポットライトを浴びた喜びに「この展覧会が生きがいです」と話す参加者もいた。
「女たちの百年祭~キッチンからのアート展」では、日本食品類の空箱、空袋、空き缶、空き便や日本語で書かれた包装紙などを二百人から集めて作った和風芸術作品を展示。
展示された作品は種類も多く大好評。協力した二百人には会場の入り口でピンク色のバラの花が贈られた。展覧会終了日には来場者が展示作品を持ち帰ることができるようにしていたため、二十一日を待ち構えていた人たちも多かった。
同展覧会総合コーディネーターの松本泰子さん(59)は、「ブラジル人にとっては日本語がまさしくアートなのでしょうね。期間中、何度も足を運んでくれる方もみられました」と感想を話した。