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のべ240人が参加=在宅介護講演会=救済会

2006年7月4日(火)

 救済会(左近寿一会長)高齢者支援グループが行った「老人向け在宅介護療法講演」が二十九日に終了した。全四回行われた講演には毎回六〇人参加した。
 講演は宮坂国人財団の支援と文協の後援で実施され、一日と八日、二十二日、二十九日の全四回、文協ビル小講堂で行われた。
 第一回目は「老人の転倒防止対策」、第二回目「薬物療法」、第三回目「食事療法」第四回目「アルツハイマー」について行われ、講演後には参加者に質疑、応答の時間も用意された。
 第四回目の講演後、グアルジャー市在住のイオニ・モウラ・ベラウドさんは「私の母もアルツハイマーなので、病気などについての知識だけでなく理解力が高まった。参加してよかった」と感想を語った。
 コーディネーターを務める心理士の中川クララさんは「今回の講演が平日だったのが残念。こういった機会をもっと多くの人たちに知って頂きたい」と話している。