コラム　オーリャ！

　先日こどものその主催の慈善バザーを訪れた。
　あいにくの雨。しかし会場は来場者で溢れていた。子どもの遊び場コーナー、民族舞踊ショー、食事、買い物コーナーあり。一日中楽しめる内容だ。家族連れも多い。
　ボランティアの数だけでも千人近い。想像していたよりも大規模だ。町内会のバザーとは違う。「よく組織されている」。そう思った。
　鈴木康夫実行委員長が笑顔溢れる来場者を見渡しながら、ジレトールの心得を話してくれた。
　「何よりもいばらないこと。黙ってやることです。皆の意見をじっと聞いて、助け合ってやっていこうという姿勢を示すこと。キーワードはアジューダです」
　なるほど、上に立つ人は、巨大な組織になるほど個性ある「各部」を円滑にする「潤滑油」たるべき姿勢を持つべきなのか。いいことを聞いた。将来に生かしたい。(池)

06/07/06