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東西南北

2006年7月8日(土)

 マット・グロッソ州知事を二期、クイアバー市長、農地改革相を歴任したダンテ・デ・オリヴェイラ氏が六日、同州クイアバー市で肺炎後の感染症で死去した。五十四歳。同氏は下院議員時代に一九八五年の大統領直接選挙を求める憲法改正案を八三年に提出、史上最大の政治運動の火付け役となった。
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 サンパウロ州アルジャー市で五歳の男児が兄の運転する車で移動中、三人組の男に拉致された事件が発生してから二カ月が過ぎ、家族が安否を気遣っている。容疑者十一人が逮捕され取調べを受けているが、男児の監禁場所は明らかにされていない。容疑者の一人で主犯とみられる男は、被害者の自宅近所の弁護士だという。
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 サンパウロ市東部ヴィラプルデンチ区で三日午後、心臓病を患う七十一歳の父親が気分を悪くし、後で気を失ったため、娘のマラさんは救急車を呼んだ。しかし三十分経っても到着しないため再び通報。それでも来ないため近所の人に頼んで病院の集中治療室に運んでもらった。最初の通報から三時間半後、救急センターから自宅に電話があり、「まだ搬送する必要がありますか?」
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 ブラジルは惜しくも敗退したがサッカーW杯は、ドイツの同じ町の同族同士でグッズの決勝戦を競う。イタリア代表の採用するプーマはアドルフォ兄弟、フランス代表のアディダスはルドルフ・ダスラー。スポーツ・ウエアでは応援団が一〇億枚以上も着用するサッカーW杯の方が、オリンピックよりも宣伝効果抜群。ブラジル優勝に賭けたナイキは遅れをとったが、ロナウジーニョやロナウドにシューズを履いてもらって宣伝するらしい。