2006年7月8日(土)
一週間まで迫った県連フェスティバル。主催者では、先月ブラジリアで調印された地上デジタル放送日本方式を説明するパネル展示を計画、現在、関係する日系企業に協力を申し入れているという。準備期間など時間的な問題もあって実現するかどうかは微妙だが、日本文化を紹介するイベントで日本のデジタルTV方式が紹介される意義は大きい。こうした動きに企業だけとはいわず、日本側も乗ってくれば面白いのだが。
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今年三月に「日本移民ゆかりの入植地」(法令50652)としてサンパウロ州から認定されているレジストロを中心としたリベイラ沿岸、聖南西地方の日本人移民を対象にした映像作りが決定した。観光案内所や日本式の門を建設する市の百周年事業に対し、連邦政府からの資金面での支援も決まった。市内に残る日本建築の元茶葉精製所を再利用した「お茶の博物館」建設計画も持ち上がっており、サンパウロと比べてもその〃加速度〃は比較にならないようだ。
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路上駐車に注意――。五日午後三時頃、リベルダーデ区タマンダレー街で、路上駐車していた車のガラスが鉄棒で割られ、車内のバッグが奪われる事件が発生した。被害者の邦人が知人と車に戻り、発進させようとしたところだった。バッグに入っていたのは現金、小切手、携帯電話など。犯人は十代後半の二人組で、被害者はバッグを手で押さえたが、犯人は強引に奪い取り徒歩で逃走。犯行時、付近に人通りはなかったという。