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有力両候補の差が縮小=大統領選=1次投票当選はあり得ず

2006年7月15日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】今、大統領選挙が行われた場合を想定した世論調査で、ルーラ大統領は四二%得票するも、第一次投票での当選はあり得ず、決選投票にもつれ込む公算が大となった。有力対抗馬のアウキミン候補は三二%だった。
 VOXPOPULIがテレビ・バンテイランテス・グループの委託を受けて八日から十日にかけて全国一二一都市の二〇〇三人を対象に調査した。
 前回六月三十日の調査ではルーラ候補が四五%、アウキミン候補が三二%で、その差が一三ポイントだったが、今回は一〇ポイントに縮小した。ほかエロイザ候補が七%、クリストバン候補が一%(他候補は支持なし)で、白紙、未定票を入れても第一次投票での当選はあり得ないとみている。
 十二日に発表されたセンサス(全国運送連盟の委託)ではルーラ候補が一六・九ポイント引離したが、査定方法が違う今回のVOXが一〇ポイントの差となったことが注目されている。