ニッケイ新聞 2006年7月20日付け
生長の家ブラジル伝道本部(岩坂吉彦理事長)が主催する「第二十回生長の家ブラジル全国大会」が三十日、サンパウロ市のアニェンビー国際会議場で開かれる。日本語部門による開催で、「国の支えは家族から」をテーマに講話や体験談の発表などが行われる。今回はブラジリアからも講師が参加。当日は三千人の来場が見込まれている。
生長の家ブラジル伝道本部の会員は〇三年現在、家族などの潜在会員をふくめ約二百五十万人に上るという。日本語部門の会員数は約一万人。
日本語による全国大会は年に一回開催されている。今回のテーマは「国の支えは家族から」。小さな家族単位が国や世界を支えており、家庭を良くしていくことで国は自然に良くなっていく、という考えの下に、講話や体験談の発表が行われる。
当日は午前八時からのアトラクションに続き、八時五十分から開会式。講話、体験談の発表のほか、今回は花柳流金龍会による舞踊や伊藤カレン、斉藤エジソンさんによる歌謡ショーなどのアトラクションも予定されている。白鳩会(婦人部)の踊りや子供会による踊り、太鼓などもある。午後四時過ぎに終了の予定。
同本部から上村佳男瑠・相愛会(男性部)副会長、山本ジュリア・白鳩会副会長、日語圓環編集部の門脇和男部長、鳥飼アニータさんが案内のため来社。上村副会長は「日系社会の一般の人にも大勢来てほしい。生長の家の御教えを知って、幸福な生活を築いていただけたら」と述べ、来場を呼びかけた。
入場料は三十レアル。当日購入も可能。前売り券は生長の家の各支部で購入できる。問い合わせは同本部(電話11・5014・2234または5014・2215)まで。