ニッケイ新聞 2006年7月22日付け
身障者とその家族を対象にした恒例第十七回仏教講演会・ミニ運動会が、去る六月十一日、イタケーラ本願寺で行われた。身障者励ます会(野田マリオ会長)、グリーンライフ研究所BR支部の主催。
午前九時から追悼法要。法話は黒田カルロス会長代理(ポ語)、奥卓恕本願寺開教使(日語)が受け持ち、厳粛に終えた。運動会の競技は、奥卓恕励ます会事務局長が考案したガーデンゴルフ。選手一人ひとりに付き添いがつき、コースを回った。付き添いのほうが興奮する場面もみられた。準備、進行、食事は、イタケーラ仏教会の協力を得た。
講演会の内容は、身障者に安らぎをもたらし、また忘れないように、と冊子に記録、残すことにしている。これまで七版まで刊行、冊数にして二万七千冊。現在第八版を準備中だ。
今回の催しの協力者(団体)の地域名、本願寺寺院名、および仏教会名は、サンパウロ・サンパウロ市婦人会、ポンペイア真宗仏教会、イツー、ピラール、ジュンケイロポリス、カフェランジア、トメアスー、外国はパラグァイ、大阪瑞光寺、グリーンライフ研究所向坊弘道氏、福岡本部、南米友の会の井上博厚会長、さらにここ数年個人で車椅子や寄付をおこなっている日置妙子さん(サンパウロ)。