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海外日系人大会=岡野事務局次長が来伯=9月の大会参加呼びかけ

2006年7月25日付け

 海外日系人協会(塚田千裕理事長)の岡野護事務局次長が十七日来社、今年九月二十六日から二十八日の三日間東京で開催される海外日系人大会への参加を呼びかけた。
 今年で四十七回を数える海外日系人大会。テーマは「海外日系社会の新たなる発展を目指して―歴史を振り返り、明日への活力に―」。
 初日には、憲政記念館で皇室を迎えての式典や全体会議、翌日には、代表者会議で各議題(「海外日系社会の歴史に学ぶ」「海外日系社会の新たな発展のために」「その他、海外日系人協会の今後とあるべき姿」)について意見を交わす。最終日にはオフィシャルツアーとして、NHKの視察や海外移住資料館の視察が予定されている。
 岡野さんは、「今年はパラグアイ日本人移住七十周年、日墨協会創立五十周年など各国日系社会にとって節目の年。将来を見据えた大会になれば」と期待を寄せる。
 来年、パンアメリカン日系人大会との合同開催の方向で検討が進んでいる第四十八回大会サンパウロ開催について、「すでに常務理事会での決定事項。百周年を盛り上げる意味でもメリットはあるのでは」と話した。
 岡野事務局次長は今月二十二日に開かれるパンアメリカン日系人協会の代表者会議に出席後、二十四日に帰国した。