【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】農地占拠運動(MST)のメンバー二二〇家族が二十三日、ロライマ州の元農場(約七万ヘクタール)に侵入した。同州でのMSTの侵入は今回が初めて。
MST全国執行委員で同州リーダーでもあるアモリン氏は、アグリビジネスにブレーキをかけるため同州に乗り込んだと、侵入の目的を述べた。同州ではMSTの三万家族が農地改革を待ち望んでいるという。
ロライマ州では、五年前に三十人から五十人の大豆生産者がゴイアス、マット・グロッソ、ミナス・ジェライスの各州から呼び寄せられ、栽培が行われている。
MSTが侵入活動を行っていない州はアマゾナス、アマパー、アクレの三州だが、同氏によると、生物多様性の保護、インジオ居住地区と農業地域の境界遵守を目的にアマゾナス州で侵入活動を展開する計画だという。
MSTが最初の侵入=次なる目標はアマゾナス州=ロライマ州
2006年7月26日付け