【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】カサビサンパウロ市長は二十五日、街路の名前を表記しているプレートを刷新する新市条例を発表した。
同市長は先にアウトドア広告を禁止するという景観公害対策を施行した矢先で、今回の措置は公害規制とともに美観維持を狙ったと説明している。これまではプレート管理会社はそのポストでの広告宣伝が許可されていたが、今後は全面的に禁止となる。
市当局の新しいアイデアは正式街路の名前の上に通称である呼び名が大きく表記される。例えばコリフェウ・デ・アゼヴァド・マルケス街は縮めて単にコリフェウと記される。
またなじみの深いリベロ・バダロ街はリベロとなる。その下に正式名と番地が記される。右下段にサンパウロ市中心地とされ、ゼロ地点となるセー広場までの距離数が新しくお目見得する。
新設および管理の入札は二十八日に行われるが、落札業者は一カ月以内に都心部の一〇七六のプレートを、一年以内に残りの四万二〇〇〇分を新設することになる。
街路表記板を刷新=通称名を大きく表示へ=サンパウロ市
2006年7月27日付け