外為法改正によりブラジルの空港免税店での買い物は、レアル通貨で決済できることになった。しかし、計算するとレアルで払ってもドルで払っても差はなく、何が改正になったのか旅行者は分からないという。旅行者が買い物をするのは免税の恩典があるからで、通貨は関係ない。ドルの下落が続き、持っている間に目減りするなら、ドル決済を選ぶという旅行者もいる。旅行から帰り、余った路銀のドルは空港で全部使い切ってしまう考えらしい。
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世界銀行が昨年のデータ(開業までの時間、所有者登録、クレジット取得、契約遵守、納税)をもとに作成した「ビジネスの容易な国ランク」で、ブラジルは一五五カ国中一一九位につけた。トップはニュージーランド。国内の都市ランクでは連邦直轄区、アマゾナス州、ミナス・ジェライス州が上位三位、サンパウロ州は十一位だった。
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連邦会計検査院は三年間に航空券二三五枚(総額二五万二〇〇〇レアル)を使用したインジオ保護財団総裁の出張内容を調査中。インジオ居住区への出張で使われたのはわずか十二枚。
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サンパウロ州警察は二十六日、ピラスヌンガ市で母親(40)の殺害を教唆した疑いで主婦(21)を、殺人の疑いで主婦の元義父(71)を逮捕した。元義父は台所で絞殺後、遺体を犯していた。
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サンパウロ州リベイロン・プレット市で二十五日、六月二十五日夜の強姦事件は狂言だったと十四歳の少女が警察に自供した。門限より一時間半以上帰宅が遅れた言い訳に事件をでっち上げたという。少女はすでに三人の少年と性関係を持っており、強姦を演出するよう依頼、三人は犯人として逮捕・勾留されていた
東西南北
2006年7月28日付け