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炎暑一転、市民ブルブル=冬支度で散歩と洒落込む=サンパウロ市

2006年8月1日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】二週間以上に及ぶ炎暑と異常乾燥が続いた後、サンパウロ市は二十九日夜から一転、寒波の襲来で市民はブルブル。
 三十日も日中は一二度で「寒いね」が合言葉に。三十一日の明け方の最低気温は五度、南部地方はマイナス四度で降霜となった。気象庁によると、この寒さは一日まで続き、その後は晴れとなり、暖冬は九月まで続くという。
 パウリスタッ子はつかの間の寒さを楽しんでおり、とくに女性はタンスの奥にしまい込みっぱなしの冬のファッション服を着られる事ではしゃいでいる。ヨーロッパやカナダ旅行で買い込んだ冬支度に嬉々として袖を通し、街中散歩とシャレこんだ。
 冬物バーゲンを決め込んだ商店もここ二週間の売上げがサッパリだったが、二十九日、一日でそれまでの三倍を売って一息ついた様子だった。