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新監督、代表22選手発表=チーム再建試金石の第1戦へ

2006年8月3日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】サッカーのブラジル代表監督に電撃的に就任したドゥンガ監督は一日、ノルウェーのオスロで十六日に行われるノルウェー代表との親善試合のメンバーを発表した。
 先のワールドカップで苦杯を飲み、非難の的となったブラジル代表を再建できるか、試金石となる第一戦が注目される。
 新監督はメンバー発表にともない「芸術性の高いサッカー」を目指すとし、サッカーは高度のドリブルとシュートが全てだとの持論を強調した。
 代表メンバーは若手を主体としており、ドイツ大会の選出組は八人、これまでの代表経験九人に加え、新しく五人を選んだ。
 ヨーロッパの所属クラブとの関連もあるが、ドイツ大会でのいわゆる四銃士のロナウド(手術)、ロナウジーニョ・ガウーショ、アドリアーノ、カカーはメンバーから外された。
 新顔の五人はいずれもリオデジャネイロ州の選手が主で、サンパウロ・クラブはリベルタドーレス杯で、サントスはブラジル選手権の日程と重なり、招聘されなかった。
 メンバーは(カッコ内は所属チーム)ゴールキーパーがゴメス(PSV)とファビオ(クルゼイロ)、DFがホアン(リバークセン)、ルシオ(モニケ)、ルイゾン(ベンフィカ)、アレックス(PSV)、サイドがシシーニョ(レアル・マドリ)、マイコン(インテル)、ジルベルト(ベルリン)、マルセロ(フルミネンセ=新)、MFがジルベルト・シルバ(アーセナル)、エジミウソン(バルセロナ)、ドゥドゥ(ロシア)、エラノ(ロシア)、ジュリオ・バチスタ(レアル・マドリ)、ジョーナタス(フラメンゴ=新)、モライス(ヴァスコ=新)、ダニエル(ロシア=新)、FWがロビーニョ(レアル・マドリ)、フレジ(リヨン)、ワグネル(クルゼイロ=新)、ヴァグネル・ロブ(ロシア)以上の二十二選手。