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ヴァリグ客室乗務員脱ぐ=プレイボーイ誌が拾う神に

2006年8月4日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ヴァリグ航空の経営破たんで約一万人の従業員の解雇が噂される中、実質的に職を失ったスチュワーデスが、男性向娯楽雑誌プレイボーイにヌードで登場することになった。
 プレイボーイ誌が明らかにしたもので、九月号からのブラジル版にシリーズで誌面を飾ることになった。美人ぞろいでプロポーションの取れたスチュワーデスは同誌にうってつけのモデルで、いっぽうスチュワーデスらは数カ月にわたる給料の遅配で実質的にクビ同然で渡りに舟となったもの。
 プレイボーイ誌関係者は捨てる神あれば拾う神ありと語っている。ヴァリグ航空従業員らはこぞってエールを送っている。スチュワーデスの一人は同僚がヌードになることに驚きながらも、ヴァリグ代表として有名になって欲しいと願っている。またパイロットの一人は、パイロットは再就職が容易だが、スチュワーデスは困難なことから、ヴァリグの犠牲になったことを世間に知らしめて欲しいと語っている。
 プレイボーイ誌は二〇〇二年にアメリカ史上最大の倒産となったエネルギーのエンロン社の失業社員らのヌードを掲載したことがあり、今回は企業女性シリーズの第二弾となる。

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