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インテルナシオナルが王手=リ杯決勝=2―1でサンパウロ下す

ニッケイ新聞 2006年8月11日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】リベルタドーレス杯(南米クラブ選手権)の優勝をかけた決勝第一戦が九日夜、サンパウロ市モルンビー競技場で地元サンパウロとインテルナシオナル(ポルト・アレグレ市)との間で行われ、アエイのインテルナシオナルが二対一で制して王手をかけた。
 決選となる第二戦は十六日、ポルト・アレグレ市のベイラ・リオ競技場で行われる。インテルナシオナルが勝利あるいは引き分けだと優勝が決定するが、サンパウロが二点差以上で勝つと逆転優勝となる。一点差の勝利だと延長戦となり、ケリがつかない場合はペナルティキックの勝負となる。
 試合前の下馬評では地元サンパウロ有利の見方が大半だったが、インテルのラファエル・ソービスの二発のゴールでサンパウロは沈んだ。
 前半はサンパウロが猛攻をかけたが、ソウザのレッドカード退場で流れが変わった。それでも辛うじてしのぎ、インテルのファビーニョが同じく退場となったことで劣勢を挽回したかに見えた。しかし後半に入り、八分と十六分に立て続けにラファエル・ソービスにゴールを決められた。三十分にはエドカルロスのゴールで反撃を見せたものの、そのまま押し切られた。