ニッケイ新聞 2006年8月17日付け
三人も歯抜けになっている文協の副会長。休職や離職こそしてないが、吉岡黎明(第二)副会長は役職コレクター状態で「事実上は休職」との声も聞こえる。例えば社会福祉法人救済会会長、デカセギ問題の中心機関の文化教育連帯協会(ISEC)会長、百周年記念協会では総務委員長やプロジェクト委員長などの要職に就任している。どれ一つとっても、〃真剣に取り組めば〃専念する必要があるぐらいの役職では。もっとも、会長からして三足のワラジ履いてるから気にならない?!
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愛知県人会の来るフェイジョアーダ祭りにも「フェイジョアーダ・ライト」が登場する。普通のと二通りの提供。ライトは、今流行りの〃減脂〃で中高年向けだ。ひところなら「脂っけのないフェイジョアーダなんて食えるか」「バーニャがたくさんはいっていてこそ…」というのが通(つう)だった。県人会役員によると、最近は若い層まで減脂指向だそうだ。祭りではほぼ同じ数をつくるという。どちらが多く売れるかで、好みの傾向がはっきりするだろう。
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現在、日本が夏休みとあって研究者や旅行者が多くブラジルを訪れている。効率よく取材などを行うためにブラジル側の日系社会、移民関係のサイトが必要との声も。そんななか、人文研がようやくHP立ち上げに取り掛かったよう。委員会なども組織されているようで、コロニアを知る窓口として機能することを祈りたい。