【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】男子バレーボールのブラジル代表は二十七日、ロシアのモスクワ市で開かれた世界リーグ戦の決勝でフランスを破り、大会六度目の優勝を飾った。
試合は最初、二セットを落とし苦しい展開となったが、残り三セットをものにして逆転した。結果は二二対二五、二三対二五、二五対二二、二五対二三、一五対一三の接戦だった。
奇しくも今年のサッカーワールドカップで苦杯を飲んだフランス代表とあって、サッカーの借りを返したと溜飲を下げたサポーターが多かった。
ブラジルはこの大会で、一九九三年、二〇〇一年に続き、二〇〇三年から今大会で四連覇の偉業を成し遂げた。ブラジル代表は優勝金一〇〇万ドルを勝ち取り、最優秀選手にはブラジルのジバ選手が選ばれた。
代表は今年のビッグイベントで、東京で十一月十七日から十二月三日まで行われる世界選手権大会に出場し、二連覇を狙う。
6度目の優勝飾る=男子バレー伯代表=4連覇の偉業も達成
2006年8月29日付け