【既報】南米産業開発青年隊(南青協、牧晃一郎会長)の創立五十周年記念大会が九月三日、文協ビルで開催される。
当日は、半世紀の節目を祝い「ユバ・バレエ団」による記念公演が行われる。公演は、南青協二十周年祭から五年ごとの節目に行われてきた。今年も弓場農場からこの日のために約四十人が駆け付ける。
記念式典は三日午前十時から文協ビル小講堂(サンジョアキン街381)で。正午から階下のサロンで記念昼食会、その後三時から大講堂で「ユバ・バレエ団」の公演が開かれる。
南マット・グロッソ、南リオ・グランデ、サンタ・カタリーナ、ゴイアス、バイーア、ミナス、リオデジャネイロ、パラナ、ブラジリアなど国内各地からの関係者ほか、日本から青年隊OBで作る「朝霧会」(升ノ内三郎会長、団長)の慶祝団三十人が来伯。ポルトガルからも参加する。当日は約三百五十人の参加が見込まれている。
式典前日の二日には、午後六時から宮城県人会サロン(ファグンデス街152)で前夜祭が開かれる。約百六十人が参加する予定。
式典参加者はサンパウロに到着後、旧コチア産業組合の下元健吉専務理事や訓練所となった土地を無償提供した和田周一郎氏(元県連会長)、コチア産組元会長の井上ゼルバジオ氏と長年青年隊を支援した久万浩氏の墓参りを行う。
大会を前に牧会長は、「五十周年の節目の年として、この記念大会を大切に仕上げたい」と話している。
ユバ・バレエ団の公演も=3日、南青協50周年大会
2006年8月31日付け