ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
カメロー退治は難しい=当て外れた1カ所集中作戦
2006年9月1日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】街頭で不法商行為を行っている露天商(カメロー)を根絶し、一カ所に集中させるポップ・セントロと呼ばれる大衆ショッピングセンターが不評を買っている。セーラ前市長の構想で、カサビ現市長が継続したもので、露天商自体も参加せず、相変わらず不法に街頭に繰り出している。
サント・アマーロ区では区役所が約三〇万レアルを投じて広場を開放し、露天商五〇〇店収容のポップ・セントロを設置した。同区には三二八〇店の露天商がいることから希望者が殺到するとのもくろみは完全に外れ、入居者はわずか二〇店のみ、露天商の一人は、通行人がついでに物を買うのがカメローの商売で、わざわざポップ・セントロに足を運ぶ人はまずいないとして、商売は成り立たないと断言している。
消費者もカメローらが並ぶと治安に不安があり、薄気味悪いと評している。イタケーラ区も同様で、陸橋の下を解放して一三〇店のスペースを作ったが、入店しているのはわずか三五店舗で空地が目立つ。カメロー対策に今後も市当局は頭を悩まされることになる。