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関自工がブラジル進出=〇八年に新工場稼動=サンパウロ州

2006年9月1日付け

 関東自動車工業(本社・神奈川県)は豊田通商(本社・愛知県)と合弁で、ブラジルで自動車用部品を生産する新会社「カンジコー・ド・ブラジル有限会社(KANJIKO DO BRASIL INDUSTRIA AUTOMOTIVA LTDA.)」を設立した。二十四日、サルト市内で記者発表とパーティーが催された。
 新会社は資本金九百万レアル(約四億円)で、関東自動車工業が九〇%、豊田通商が一〇%を出資する。
 本社を置くサンパウロ州サルト市で、二十三万七千平方メートルの敷地に六千平方メートルの工場を建設、百人程度の従業員を採用する計画。生産開始は二〇〇八年三月を予定しており、生産した部品はトヨタの現地工場に供給される。