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大統領再選さらに固まる=対立候補の票田切り崩す

2006年9月7日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】十月の大統領選挙の第一次投票で当選を決める可能性のあるルーラ候補がさらに足固めをしたことが、ダッタフォーリャの調査で明らかとなった。
 調査は九月四日と五日に全国三四九市の有権者七七二四人を対象に実施された。ルーラ候補に投票すると答えた人は五一%に達し、前回調査(八月二十九日)より一ポイント上昇、アウキミン候補は前回と同じ二七%、エロイーザ候補は一ポイント低下の九%となった。有効票では、ルーラ候補五七%、アウキミン候補三〇%、エロイーザ候補一〇%。
 決選投票となった場合でも、五五%対三七%とルーラ候補がアウキミン候補に圧勝する見通し。
 候補者の名前の提示なしで投票相手を指名した自発的投票は、ルーラ候補が四一%と、一九八九年以降最高を記録した。アウキミン候補は一七%。ルーラ候補が、所得が最低賃金の十倍を超える有権者の支持を二九%から三五%へと六ポイント伸ばす一方、アウキミン候補は逆に四ポイント(四二%から三八%)落とすなど、ルーラ候補のアウキミン候補の票田への食い込みが目立った。