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大耳小耳

2006年9月7日付け

 エタノール、デジタルテレビ、はてはカシャッサまで、幅広くセミナーを開催しているブラジル日本商工会議所。今度は、「大学実習生・活用のススメ」と題する集まりが開かれるようだ。ブラジルの大学実習生をいかに活用するか、を説明するもの。日系学生に限った話ではないだろうが、日系人の日系企業離れが言われる昨今、こうした試みが新しい流れにつながればいいのだが。
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 先月二十七日に開かれた、沖縄県人会ビラ・カロン支部の創立五十周年式典。節目の年に合わせ、同支部では記念誌の編纂を進めている。スダメリス銀行が出版費用を支援して実現した。現在、地元の登記所を回るなど調査を行っており、今年中には発行したいと関係者。
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 約一万二千人のブラジル人が暮らす愛知県豊橋市で三日、「豊橋ブラジルDAY」が開かれた。地元の豊橋ブラジル協会が主催するもので、今年で二回目。市内の公園を会場に、〃日本側〃からは和太鼓やよさこい、〃ブラジル側〃からはサンバ、カポエイラなどが披露された。もちろんブラジル料理の屋台も出店。「一日ブラジル領事館」も開かれ、名古屋から総領事も出張。日本の報道によれば、二万人が来場したという。
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 ブラジル将棋連盟は来年八月で創立六十周年を迎える。同連盟が主催する四大全伯大会の中でも最も長い歴史を持つ全伯名人戦も、同じく六十回の節目となる。最盛期には三百五十人が出場した名人戦だが、近年は出場者の減少が悩みの種。関係者は、還暦の節目に合わせ、大会前の前夜祭などの記念の催しを行なう考えだ。