コラム
歳をとれば足腰が弱くなり、歩行を助けるための杖を持ち歩く人も少なくないはず。
「サン・ジョアキンの駅から援護協会までの急な坂。どうにかできないものか――」。
こういった悩みを高年齢の人たちから何度も聞く。
「健康のため、車には乗りません」という七十六歳の男性に以前出会ったが、「一度、援協に向かうときに坂で転んでしまって足を捻挫した」という話を聞いた。
「わざわざ遠回りして坂道を避ける」という人も多い。
私も実際、駅から援協の坂道で足を取られている人の姿を見かけたことがある。それも一度や二度じゃない。
急な坂に加えて、きちんと整備されていない歩道。病院に向かうために、怪我されてしまっては元も子もないのだが。
解決策は無いものか。(来)
2006/09/09
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