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4人に3人が幸せと思う=十年前と比べ大きく増える

2006年9月12日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十日】自分を幸せだと思うブラジル人が、ほぼ四人に三人(七六%)に上り、十年前(六五%)と比べて割合が一一ポイント上昇したことが、ダッタフォーリャの調査で明らかとなった。
 ダッタフォーリャは九月四日と五日に全国三四九市で、七七二四人を対象に聞き取り調査を実施。質問は「あなたは幸せな人ですか」。だいたい幸せだと答えた人の割合は二二%(十年前は三一%)、不幸は二%(同三%)だった。
 幸せだと答えた人を男女別でみると、男性が七八%で、女性は七五%(だいたい幸せは男性二〇%と女性三〇%、不幸は男性一%と女性二%)。十年前(男性六九%、女性六二%)と比べると、男女差は七ポイントから三ポイントへと縮まった。年齢別では三十五歳から四十四歳までの人の割合が最も低く(七三%)、六十歳以上の人が八〇%と高かった。
 所得別では、幸福感は所得の増加に比例し、最低賃金の十倍未満が幸せ七六%(だいたい幸せ二二%、不幸二%)、十倍から二十倍未満が八七%(一二%、〇%)二十倍以上が八七%(一二%、一%)。学歴も同じく、学歴が上がるにつれて幸せと答える人の割合が上昇した(初等教育修了者七五%、中等教育七六%、高等教育八六%)。
 「ブラジル人は一般的に幸せだと思いますか」との質問に対しては、幸せが二八%、だいたい幸せが五五%、不幸が一三%だった。
 十年前と比較すると、政権が交代、失業率が上昇(六%から一〇・一%へ)、犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の大規模襲撃事件など、社会情勢は決して改善されたとは言えないのに幸せな人が増えた理由として、国民が我慢強くなった、精神安定剤などの服用が増えた(九五年から〇一年にかけて三四%増加)、キリスト教福音派(幸せと思う人の割合が七六%から八三%)の増加などが考えられている。

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