ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

通話記録の開示要請=元軍警大佐殺害=恋人は容疑を否認

2006年9月14日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ市西部で九日夜に発生した、元軍警大佐でサンパウロ州議員のギマランエス氏殺害事件の捜査を進めるサンパウロ市警察は十二日、被害者の恋人のカルラ・セポリーナ弁護士とその母親、友人でパラー州連邦警察のレナタ・アゼヴェード捜査官、被害者の秘書と三人の息子などの通話記録開示を裁判所に要請した。
 重要参考人として事情聴取を受けたセポリーナ氏は十一日、事件当日に被害者と口論したことを認めた。アゼヴェード氏が被害者に電話したことが原因だった。被害者の友人によると、アゼヴェード氏は被害者の昔からの友人で恋仲ではなかったが、セポリーナ氏はアゼヴェード氏に強い嫉妬心を抱いていたという。
 セポリーナ氏は十二日も目撃者として警察で証言し、十三日も続ける見込み。同氏は被害者と敵対する人物のリストを提出し、殺害前に被害者といた最後の人物としてかけられている自身への容疑を否認している。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button