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トラックは嫌われ者=乗り入れ規制強化求む州民=サンパウロ州

2006年9月15日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十日】サンパウロ州での交通渋滞緩和を目的としたアンケート調査で、トラックの乗り入れ規制を厳しくすべきだとの意見が急増し、トラックが嫌われ者になっていることを示した。
 交通機関が州民一五〇〇人を対象に調査したもので、トラックの規制と答えたのは四一%で今年初めて上位にランクされた。全国では三二%、リオデジャネイロ市では二三%で、サンパウロ州民の意識が高いことを示した。
 ランクのトップは路線バスの安全と増強。これによる自家用車通勤などが減少するというもので、七一%(全国では六三%)を占めた。次いで車道の拡大の五二%(同五四%)となった。これはいずれも例年の調査と変化がない。
 トラックの乗り入れ規制は一部で行われているが、回答の多くは、運行は夜間のみに限定すべきだとしている。当局によると、トラックを巻き込んだ事故は一日に三件発生、走行中に故障が起きる数は二十分に一回とのこと。

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