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高層ビル壁面で爆発=作業中シンナーに引火=サンパウロ市

2006年9月16日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ市西部モルンビー区で十四日、二十五階建てのビルの壁面、高さ八六メートルで作業中のゴンドラで爆発が起こり、作業員一人が転落して死亡、三人がけがをした。
 救出された作業員によると、同僚がタバコに火をつけた時にシンナーに引火して爆発したという。爆発の衝撃でタバコに火をつけた作業員が転落、火だるまとなったもう一人は、低い位置にあった別のゴンドラ(二人が作業中)に飛び移ったが、そこでも同じくシンナーに引火し、ゴンドラは炎に包まれた。
 駆けつけた消防隊は、屋上から消火器で火を消し、ゴンドラまでロープで降りて二人を救出、もう一人はやけどを負いつつもロープをつたって地上まで降りていた。三人は病院に運ばれたが、命に別状はないという。