コラム
国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)が十七日実施するセミナー、「第三回地域コラボラドーレスの集い」―。
日本からも専門家が来伯し、デカセギをめぐる諸問題についての講演をするほか、デカセギ経験のあるCIATEの地域コラボラドールが自身の体験などを話す。
デカセギ希望者は、日本に着いてからのトラブルを避けるためにも、訪日前にできるだけ情報収集し、日本社会への知識かつ理解を深めることが重要だ。そのためにも、日本語講座は勿論のこと、様々な説明会を実施するCIATEの必要性は大きい。
ブラジル移民開始から一世紀を経て、子孫らは逆に日本に舞い戻り、そこで根を張り住み着くものも多くなった時代。こういった機関の活躍、更なる発展に期待せずにはいられない。(来)
2006/09/16
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