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財政黒字目標を引き下げ=政府経費と社会保障赤字穴埋め
2006年9月27日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】連邦政府(国庫庁、社会保障院、中銀を含む)の財政プライマリー黒字(債務償還分を差し引いた黒字)の今年の目標が、対GDP(国内総生産)比二・四五%から二・四〇%へと引き下げられた。
これは議会に提出された二カ月毎の収支評価報告書で確認されたもの。今年の予想GDP成長率も四・五%から四・〇%へと下方修正されており、黒字の減少額は一三億九五〇〇万レアルに上る。
黒字削減で捻出した予算は、七月の報告書の予想より増加した政府の義務的経費二一億五六〇〇万レアル、社会保障院赤字五億三九一〇万レアルの補填に回される。政府はまた、増加分の穴埋めに一六億レアルの歳出カットも同報告書で明らかにした。
新しいプライマリー黒字目標は、連邦予算基本法(LDO)の目標である二・四五%を下回っている。しかし、同法では公社の黒字目標引き上げで連邦政府のそれを補うことが認められており、公社の黒字目標は〇・七%から〇・八五%へ引き上げられたため合計では三・二五%となり、目標(三・一五%)を達成している。
連邦政府の目標は七月にも州政府と市の黒字増加を理由に二・四五%へと引き下げられており、支出増加分を他部門の黒字で補う政府の姿勢は変わっていない。