国際女子バレー=ブラジルの高さと=久光スプリングス=日本のレシーブとの戦い

2006年9月29日付け

 第六回サロンパスカップ(ブラジルバレーボール連盟主催、久光製薬(株)後援)が、二十九日からイビラプエラ体育館で開催されるにあたり、久光製薬スプリングスが、二十五日、来伯した。時差や気候の違いにもかかわらず、その日のうちに市内の体育館で練習を始め、調子を上げてきている。同チームの試合日は既報のとおり三十日、一日、三日、四日、五日。
 久光スプリングスは今年の日本国内のVリーグ準優勝チーム。他にも日韓Vリーグトップマッチ優勝、天皇杯・皇后杯黒鷲旗全日本バレーボール選手権優勝と勝利を重ねている。
 日本代表チームとしてアテネオリンピックで活躍した成田郁久美、大村加奈子両選手、全日本での活躍経験を持つ佐野優子選手、オールラウンドプレーヤーの狩野美雪選手らをそろえ、チーム部長の田中俊文さんは「いい試合が見られます」と太鼓判を押す。
 「ブラジルの高さと日本のレシーブとの戦いでしょう。拾って、拾って得点につなげたい」。
 第一試合目は、昨年の優勝チームFINASA(ブラジル)とあたる。「ブラジルの応援に負けないように、声援を送ってください」と、体育館への来場を呼びかけた。
大会は二十九日から七日まで。全試合先着数千人にTシャツをプレゼント。会場では、タオルやキーホルダーなどが無作為に配布される。スプリングスの試合時間は三十日午後四時、十月一日~五日は午後五時。