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グランプリ、モニカさん=全伯歌謡コン、今年も盛況

2006年10月4日付け

 第五十五回全伯歌謡唱歌コンクール(日伯音楽協会=北川彰久会長=主催)が、九月二十三、二十四日、愛知県人会館で行われ、十七歳の三沢モニカさん(パラナ)が、各クラス優勝者によるグランプリ決定戦で優勝、日本アマチュア歌謡祭ブラジル代表に決まった。三沢さんは「娘に」を歌った。コンクールは、日系コロニア最古の全伯的な歌謡イベントだ。
 コンクールには、サンパウロ、マットグロッソ、パラナなど各州の予選を勝ち抜いた百三十人余りが出場、ONKYO・NAK、CENTRALの二楽団の伴奏で歌い競った。グランプリ決定戦を制した三沢さんには、日本アマ歌謡連盟の賞状のほか、間部学杯、日本テレビ杯、副賞の間部学画伯の版画が贈られた。
 コンクールをみた沖田豊穂領事は「すばらしい楽団の演奏と、歌手のみなさんの歌唱に時間のたつのも忘れて応援しました。グランプリの三沢さんは、日本でもきっと最高の歌唱をし、優勝をブラジルに持ってきてくださる、と期待しています」と感想を述べた。
 各クラス別の優勝者はつぎのとおり。熟年高年D有森正、同C上岡順子、同B岩倉義雄、同A安斉アメリア、唱歌1高橋ひかる、同2巽大地、チビッコ芦原パメラ、壮年C江島憲昭、同B吉原ひせ子、同A茂刈アメリア、青年B西村シンチア、同A吉川年秋、少年少女三沢モニカ、グランプリ三沢モニカ。