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パレード募集に13団体=百周年記念祭典=3千人で「百年の歩み」=参加受け付けは継続か

2006年10月6日付け

 二〇〇八年六月二十一日にサンパウロ市アニェンビーのサンボードロモで開催が予定されているブラジル日本移民百周年記念祭典パレードに出場する団体がほぼ出揃った。先月末まで同協会が募集していた。和太鼓からよさこいソーランまで、十三団体が応募、約三千人の出場が予定されている。日本やブラジル非日系団体の出場はなく、七千人規模を想定していた当初の計画を大きく下回る出場者数となりそうだ。祭典委員会の田中洋典委員長は、「これから各出場団体と調整を行いたい」と話しつつ、出場団体をまだ受け付ける考えも示しており、「臨機応変に対応したい」としている。なお、同月十四日から二十二日まで、アニェンビー内大劇場で催される「日本文化週間」への出場も二十三団体が申し込みを済ませている。
 サンボードロモで開催される二十一日の記念祭典は、午後一時から九時までを予定、第一部「芸能ショー」、第二部「記念式典」、第三部「パレード」、第四部「花火大会」で構成される。
 今回まとまった十三団体のパレードが出場するのは、第三部。「日本移民百年の歩み」と題して、コロニアの歴史を語る内容となるという。出場団体は以下の十三団体となっている。
 全日本健康音楽研究会(健康体操)、リベイロン・ピーレス日伯文化協会(二団体、団体舞踊)、ブラジル太鼓協会、ANDREENSE協会(ダンス)、日伯音楽交流協会(百周年音頭)、ブラジル郷土民謡協会(尺八、民謡)、輝千代会日本舞踊教室、日本音楽交流協会(団体舞踊)、天理教少年会鼓笛バンド、ブラジル日本民謡協会、琉球舞踊協会(団体舞踊)、カンポグランデ日伯文化体育協会・日本語学校(よさこいソーラン)。
 同月十四日から二十二日の九日間の開催で、約十万人の入場を予定している日本文化週間に出場する二十三団体は以下の通り。
【日本文化週間参加団体】
 UPK(カラオケ)、ブラジル合気道(三団体)、茶道裏千家ブラジル(前夜祭での呈茶、実演)、鳥取県人会(シャンシャン傘踊り)、ブラジル琴の会、大正琴、日本舞踊、奈良県人会(舞踊)、ブラジル日本音楽協会(筝三弦尺八)、日本東京正派邦楽会(筝三弦尺八)、ブラジル郷土民謡協会、広島県人会神楽保存会、日伯音楽交流協会(団体舞踊、歌)、ミカ幼稚園、和楽研究美和会、日本民謡協会、太鼓集団天邪鬼、御諏訪太鼓保存会、エーサイ太鼓保存会、リベルダーデ商工会(団体舞踊)、ブラジル日本文化協会・美術委員会(現代日伯合同美術展)、カンポ・グランデ日伯文化体育協会(コーラス)。