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メトロ構内で昼火事=煙草の不始末か、ケガ人なし

2006年10月7日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】サンパウロ市の地下鉄レプブリカ駅構内で五日午後二時十五分ごろ、エスカレータ―で火災が発生したため大混乱に陥った。
 火は消し止められ、四十五分後にメトロは正常運転に戻った。この火災で十五分間、駅構内が閉鎖されたため、約四十人の乗客が混乱した。
 火災によるケガ人は、出なかった。警察とメトロ公団が原因を調査中だが、出火したエスカレーターに電流のショートの痕跡がないことから、乗客のタバコの不始末で、油に引火した疑いが強いと見ている。
 エスカレーターは7・デ・アブリル街に通じるもので検分のために終日、通行止めとなったことで利用者はう回を強いられた。火災発生後の十五分間は、同駅での停車が見合わせられたため、乗降はアニャンガバウー駅でなされた。
 メトロ公団によると、構内での火災は一九九四年、奇しくも同駅で発生して以来とのこと。この時は、修理中の引火が原因だった。このため、セー駅と並び乗降客の最も多い同駅に防犯カメラを設置することを決めた。