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東西南北

2006年10月10日付け

 リオ市コルコバード丘のキリスト像下礼拝堂で、結婚式や洗礼式を行うよう教会が計画している。これは同像建立七五周年を記念しての企画。三か月で至急、修築し式を始める予定。
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 リベイロン・プレット市在住のアレシャンドレ・ソウザさん(三三)は九月二〇日、二〇キロの十字架を担いで徒歩で四五〇キロをテクテク旅に出発。一〇月八日アパレシーダへ到着。資金繰りに困っている店の経営が、恵まれることを祈願しての苦行だそうだ。
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 ラテン語学科の習得希望者が、昨年比一五四%増とサンパウロ大学(USP)の卒業生によって注目されている。文学や歴史、哲学を学ぶため、必須とされる言語。ラテン語は、古代ローマで使われたインド・ヨーロッパ語が語源。古代ローマ帝国は、被征服民族にもラテン語を使うよう強制したためポ語などのラテン語族が生まれた。
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 歯科医が治療に使う資材は輸入品が多く、治療費が高価についている。それでリオ国立大学のスタッフが、国産化を試みるチームを立ち上げた。
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 ピッタ元市長が始めたサコマン区とサンパウロ市中心部を結ぶフラ・フィーラ計画は長年、工事中止のまま放置されサンパウロ市の外観を損ねていた。チラデンテス計画で試験的に、ドン・ペードロ二世公園から八・五キロ間を模様替えするらしい。完成予定は,二〇〇八年。
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 商店街のヴィンテシンコ・デ・マルソ街が日曜日、車両乗り入れを禁止となり市長一行が現場を訪れた。さらに車両乗り入れ禁止街路を検討中。