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松林宗恵監督講演上映会=「日本人の心を語る」=文協大講堂で12日

2006年10月11日付け

 森繁久弥主演の社長シリーズや戦争映画で有名な松林宗恵監督(86)が十二日午後一時から、文協大講堂で「日本人の心を語る」をテーマに講演会を行う。上映映画は「社長外遊記」。入場無料。
 ブラジル仏教連合会、浄土真宗本派本願寺南米教団、ブラジル都道府県人会連合会、ニッケイ新聞の共催。県連創立四十周年記念事業の一つ。
 浄土真宗本願寺派の僧侶でもある松林氏は本山特派講師として来伯、マリリア、マリンガなどを巡回布教、今月七、八の両日、プ・プルデンテで開かれた第四十八回南米仏教婦人会大会にも出席した。
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 松林宗恵(まつばやし・しゅうえ)。大正九年(一九二〇)島根県生まれ。龍谷大学、日本大学芸術学科卒業。元海軍大尉。東宝映画監督として、初監督作品は「東京のえくぼ」(五二年)。他森繁久弥主演の社長シリーズ二十三本、「太平洋の嵐」「連合艦隊」他多数。