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山本喜誉司賞決まる=来月24日に授賞式=松岡氏ら五氏

2006年10月11日付け

 山本喜誉司賞選考委員会(杓田美代子委員長)は八月八日、三十六回目となる選考委員会(〇六年度)を開き、十人の候補を厳正に審査、五人の受賞者を決定した。受賞式は来月二十四日に文協ビル貴賓室で行われる。
 受賞者は以下の通り。
【松岡静馬】四四年生まれ。サンパウロ州コロアドス市出身。サンパウロ州アララス市在住。サンパウロUSPルイス・デ・ケイロス農学部卒。七三年、農学博士号取得。受賞理由=カンナの品種改良、同じく受賞者の有薗秀人氏と共同研究の結果、現在ブラジル国内で生産されているカンナの五〇%が両氏の品種である。
【有薗秀人】五二年生まれ。サンパウロ州ラビンニャ市出身。サンパウロ州カンピーナス市在住。アララス生物科学大学卒。九九年、農学博士号取得。受賞理由=松岡氏に同じ。
【高梨一夫】二三年生まれ。千葉県館山市出身。サンパウロ州サン・ジョゼー・ドス・カンポス市在住。受賞理由=洋ランのオンシジューム栽培および普及に貢献。
【高倉定雄】三九年生まれ。サンパウロ州ポンペイア市生まれ。パラナ州フロライ市在住。受賞の理由=ぶどうの新品種、紅鷹の選抜および普及。
【佐藤ペドロ】三六年生まれ。サンパウロ州リンス市出身。リオ州ノーヴァ・イグアス―市在住。受賞理由=ゴイアバの小川種から優秀固体を選抜および普及。